ドラゴンクエスト ユアストーリー
*思いっきりネタバレを含みます。
最後含めて楽しかったって人
これから鑑賞予定の方は回れ右、、、大丈夫って人はどうぞ
本日8月2日公開だったドラゴンクエスト ユアストーリーを鑑賞してきました。
映画化は不安なことも多い中、明日も仕事ですが無理やり行ってみたものの
鳥山じゃない絵柄は正直大丈夫で、ビアンカも可愛かった。
様々な点が変更されていますが 映画なので仕方なし、
まずサンタローズが雪国っぽくなっています。
まぁこれは山岳地帯なのでセーフでしょう、
ゴールドオーブがドラゴンオーブに変更
マーサが天空人の血を引いている設定、ただし主人公はやっぱ勇者ではない
ベビーパンサーはゲレゲレ(プックル派だがまぁよし)
大神殿ふもとに町がある、(そこにプサンが潜伏している)
ラインハット編は無く ヘンリーはそのまま帰る(のちに登場してくれたのはよかった)
何故かヘンリーへの主人公の発言が敬語(からかってるのかもしれないが)
サンタローズも滅ぼされてはいない、(おそらくパパスの死体がちゃんと残っていたため)
まだ家にいたサンチョに速攻で再会、彼からサラボナに天空の剣があるという情報を得る
>サラボナに向かう
なんかしらんがついてくるスライムを仲間に、道中でゲレゲレと再会、
向かうとフローラともかなり何故か知り合いだったことになっている。
ブオーンが復活済み、
ビアンカと再会し既最高クラスの呪文を覚えているビアンカ、ゲレゲレ、スラリンとブオーンを撃破、なんと仲間にしてしまう。(この点はすごく良い改変)
(PS2版以降では一応ミニブオーンとして仲間にはできる)
主人公は何故か占いババに「自己暗示をかけている」と指摘される
ここで何のことだ???と気づけた人はかなり少ないんじゃないだろうか?
もう一か所引っかかる発言はあった(プサンとの「今回は」みたいな会話)
そして「本当の気持ち」とやらに気づいた主人公はビアンカとゴールイン、
(占いババは実はフローラが化けていた)
二人はサンタローズに戻りしばらく過ごし 子供が生まれる・・・
のだが
なんと男の子しか生まれない
初見の人ならともかくファンなら「なんで?;」ってなってしまうことだろう
(子供が生まれるか自体が不安ではあったけども)
しかも、主人公の名前がリュカなのに何故か全く関係ない名前、
・・・まぁよくシリーズの主人公につけられている名前ではあるが・・・
だが男の子しか生まれないのはこのまま終わってくれれば ギリギリ耐えられるところだった、
(ストロスの杖すら男の子が使うのがもうね・・・)
物語はサンタローズでグランバニアのさらわれるシーンにつながる、
子供はサンチョが連れて逃げ無事、
主人公はゲマ達に敗れ石に、原作通り8年経過させられる、
ビアンカはマーサのそばに連れていかれる、
(大神殿のさらに上空に魔界の門の位置が変更されている)
マーサはその解除の呪文を知っていて抵抗していた。
ビアンカもその場で石に結局される
8年後育った勇者によって復活、プサンによって
チゾット方面に場所が変更された妖精の里に主人公は向かい過去へ行き
ドラゴンオーブを回収>決戦へ
マスタードラゴンの背に乗り 大包囲網を突破しビアンカを復活させたものの
力を付けたゲマによりついにマーサの抵抗が打ち破られ マーサが息絶える
多勢に無勢の決戦の中 突如船が神殿に飛んでくる
ヘンリー率いる軍隊が援軍にかけつけてくれたのだ(運んだのはブオーン)
ゲマを徐々に追い詰め、ジャミとゴンスをもあっさり倒す主人公、、、
ゲマを勇者と共についに倒すが・・・
マーサの遺体を吸収しゲマが力尽きる前についに門の封印を解くことに成功する。
ついに門からミルドラースが・・・?!
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そう思っていた視聴者の前に現れたのはやせ細った見覚えのないキャラクター
時間は止まり主人公以外は誰も動かない、
一応名前はミルドラースであるそのキャラクターは
「この世界はゲームであり自分はこの世界が嫌いな人物が遊びで作ったウィルスだ」と発言する
はぁ??????;;;;
恐らく見ていた9割以上の人が興奮ではなく頭から冷や水を浴びせられた気分だっただろう
そして主人公は入り浸ってた世界がゲームであり自分はいちプレイヤーであったことを思い出す
なんやかんや、実は見守っていた運営側だったスラリンが山寺ボイスでしゃべりだし、
ロトの剣のような抗体プログラムで斬撃、
「僕らの思い出は虚像なんかじゃない!本当にあった物なんだ!」
とか言いながらウィルスを撃破する。
そして、エンディングを迎えれば現実に戻るんだろう、でもこの世界が好きなんだ。
的なことを想いながら終わりを迎える。
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ゲマを倒すところまでは5点満点中3.5~4くらいでした(やはり双子じゃなかったのが痛い)
しかし、ラスボス登場で一気に1~1.5まで落ち込みました。
終了後の葬式ムード感からも察するものがありました。
駆け足だったのも映画なら仕方ないと納得することはできる点だったので
最後の最期で突然地獄に落とされた気分でした。
初見さんはもちろんですが
とくに親子連れには絶対勧められないオチです。
(ラスボス登場まで問題ないだけに余計にタチが悪い)
そして当然ながら、
ドラクエ5が好きであればあるほどちょっと辛い内容なんじゃないかなと思いました。